今日の共通テーマは『好きな歌』ということで。

　自分の両親共に音楽好きである。
　母は合唱をやっているし、父は会社の人とバンドを組んでいる。
　家にはもう（プレーヤーが無いから）聴けないレコードが大量にある。
　小さい頃、まだ無邪気な自分はお母さんに「なんでお父さんと結婚したの？」ときいたら、「家で歌ってもう るさいって言われないから」と言われた記憶がある。
　幼稚園から高校まで、兄と共にピアノを習っていた。
　その割りにあんまりみんなでCDで音楽を聴くという習慣は無いのだが。（みんな音楽の趣味が違うので）
　代わりに誰かしらが歌っていたり、口笛を吹いていたり、ビート刻んでいたり、ピアノの練習をしていたりし た。
　そんな環境で育ったので、自分もやはり音楽好きである。と思う。

　まあだから好きな歌というテーマは結構書けることはあるはずなのだが。
　なかなかどうして意外と書くことが無い。
　好きな歌というか、『好きな曲』なら100曲は挙げても足りないので「俺のWalkmanを見てくれ」となってしま うのだが。
　まさかそんなことをしてもらうわけにもいくまい。
　書くことがありすぎて何を書いていいのかわからないのである。

　さきほど『好きな曲』と書いたが。
　『曲』ではなく『歌』として好きな曲となると結構難しい。
　聴いていて自分がそれを『歌』として好きなのか、『曲』として好きなのかよくわからない。
　『曲』にあって『歌』にあるものといえば『歌詞』だが、それもあんまりやりすぎると『好きな歌』ではなく 『好きな歌詞』になってしまうので、また違う。
　『好きな曲』ではなく『好きな歌』というのは何なのか。

　と考えた時に。
　『歌』というのは歌うものである。
　そういうわけなので。
　自分はヒトカラが好きなカラオケ好きでもあるから。
　特に「歌うのが好きな歌」について書こう。

　カラオケで楽しく歌うのに最も大切なことは
「気持ちを込める」
ということだと思っている。
　歌というのは自分の気持ちを伝えるものである。
　コミュニケーションの方法の一つである。
　普段は心の奥にしまっている感情を歌に乗せてここぞとばかりに主張するのが良い。
　自分が気持ちを込めるためにやっているのは
「６割ぐらいなりきる」
ということだ。
　なりきるのは歌手本人に、というわけではなく、歌詞の登場人物に、である。
　自分にとって歌とは、演技のようなものだと思っている。
　まあなので自分は普段洋楽を多く聴く割に、カラオケでは全く歌わなかったりする。
　言葉の意味がわからないので、気持ちの込めようがないのである。
　気持ちが込められないから歌ってて楽しくないのだ。

　ここで個人的に特に歌ってて楽しい曲をサクッと挙げてみる
・『いばらの涙／L'Arc-en-Ciel』
・『邪神と薔薇／ナイトメア』
・『忘却の空／SADS』
・『理想／THE BACK HORN』
・『GLAMOROUS SKY／NANA starring MIKA NAKASHIMA　又は　Acid Black Cherry』

　共通点としては。
・音域であんま困らない
・早口で歌うのではなく伸びやかに歌う
・大人しく歌うところと気合入れて歌うところがあり、抑揚がつけやすい
　あんま歌詞は関係なかったりする。
　もちろん共感できるならそれにこしたことはないが、そこらへんはなりきり演技をすればいいので別にどうで もよかったりする。
　それよりもメロディラインが歌いやすいことの方が大事なようだ。

　とここまで色々と曲を聴きながら書いてきたんだけど。
　もう聴いてて聞き入っちゃったり歌いだしちゃったり別の曲を聴きたくなったりして全く集中できないので。 そしてなんかカラオケに行きたくなってきたので。
　今週中にヒトカラ行くわ！
　歌いたくなってきたので今日の文章はこれで終わりです！