今日の共通テーマは『ガチャガチャ』です。
100円玉を入れてガチャっと回すとカプセルがぽんっと出てくるアレですね。
カプセルがなかなか開かずに爪が欠けそうになったりして、苦労させられたものです。
100円玉と5円玉の大きさがほぼ同じなので、古い機種では5円玉でできる、みたいな卑怯な裏技もありました。
最近は200〜400円のものもあったりして、なかなか気軽にできなくなってきてもいますが。
ゲーセンや家電量販店なんかでガチャガチャがずらっと並んでいる所に行くと、やはりワクワクしますし、
その並んでいるガチャガチャのラインナップを見て「今はこんなのが流行ってるのかー」と思ったりもします。
ガチャガチャで流行ったものは世代によって違いますが。
自分らの世代はやはりポケモンでしょう。
たしか『フルカラーコレクション』とか『フルカラースタジアム』とか、そんな感じの名前でしたか。
探したらまだ残っていました。
まあこのほとんどは兄が集めたものだと記憶しているのですが。
本来は六角形の台座が付属しているのですが、残念ながら台座の方は見つかりませんでした。
あれがないとただの人形ですね。
せっかくなので図鑑ナンバー順に並んでもらいました。
「最初はヒトカゲだったよな!」と自信満々にヒトカゲとリザードンを置いて図鑑を確認したら、フシギダネでした。なんという。
第一世代151匹に含まれるやつしかいないですね。
数えてみたら63体いました。残念ながら半分にも届きません。しかもピカチュウが四体います。
もうちょっといたような気もしますが、きっと旅に出たのでしょう。
昔は淀みなく151匹の名前を言えたものですが、今では顔を見てもぱっと名前が出てこないお方も何匹かいらっしゃいます。
おそらく『ポケモンいえるかな?』を歌えば思い出せるはずですが……。
ピジョンとピジョットに至ってはどっちがどっちかわかりません。
ちなみに台座の形は変わってしまっていますが、『
超ゲット大全』という名前でほぼ同じものが今もあるようです。
ガチャガチャではありませんが、類似品の話もしたいと思います。
『
カードダス』です。
改めて書くとなかなかダサい名前です。
この世代は下手したら、ガチャガチャよりもカードダスの方がやっているのではないでしょうか。
なんてったって『
遊戯王』世代です。
ドンピシャです。
社会現象です。
遊戯王なくしてぼくらの青春を語ることはできないでしょう。
正確には、カードダスはバンダイの製品であるのに対して、社会現象になった方の遊戯王はコナミが発売しているものなので、実はカードダスですらないのですが、まあ関連する思い出ということで。
どちらかというとデュエルよりもカードそのものを集めることの方が好きだった気がします。
主人公の使用カードで意外とみんな持ってた『
カース・オブ・ドラゴン』や、なかなか揃わずにデッキを圧迫するだけのロマン的存在であった『
封印されしエクゾディア』など、思い出は尽きません。
ブームが下火になってからも、しばらくは「遊戯王カードを掛けてポーカー」とかして遊んでいたりもしました。
ちなみに家の中を探してみましたが、こちらは見つかりませんでした。
こうしてカードなりフィギュアなり消しゴムなりで全国の小学生達のお小遣いを吸い取っていたガチャガチャ。
現代でもソーシャルゲームで『ガチャ』という形で擬似ガチャガチャが残っていますね。
ていうかいい大人が何万というお金をを吸い取られています。
「小銭を入れると何かしらがランダムで出る」という小額ギャンブルは、そのシンプルさゆえに人間の本能を刺激するのかもしれません。
ところでずっと「ガチャガチャ」と書いてきましたが、自分は「ガチャポン」と言う派です。